チケットを譲って頂き、歌舞伎を観に行ってきました!
私が観たのは二部。
記念に!
二階席三列目。
花道にも舞台にもすごく近いです!
上杉輝虎(謙信)が山本勘助を部下にしようと、勘助の母とお嫁さんを屋敷に招くお話が一本目。
お母さんの仕草の美しさと、
輝虎が怒って着物をどんどん脱いでいき、「何枚着てるの?!」っていうところと、
お嫁さんがこれまで黙っていたのに、後半「義母の命をお助けくださいー」と歌いながら琴を弾き出して、実は大活躍!なところ、
直江山城守は兼続のお父さんかしらーと思ってみたり、
そんなところが面白かったです!!
幕間にはめでたいやき買えました!
外はカリカリで美味しい!!
二本目は、『たぬき』というほんのり切ない喜劇。
死んだはずの旦那さんが実は生きていたけど、死んだことにしておいて、違う人生を生きよう。。。という物語でした。
前半は旦那さんのだらしない男っぷりや、焼き場の男とのやりとりが面白いです!
それから、旦那の妾役の七之助が美しかったし色っぽかったー!
その妾には実は恋人が居て、
その恋人のことをお兄さん(勘九郎)が諌めるシーンがあります。
そこで、「お前、あんな男はやめといた方がいいよー」
みたいに、話が展開するのですが、
「たしかに背がスラーっとして、ちょっと顎が出てるけど男前だ。俳優の中村獅童みてぇな」
で、客席笑。
そして「でも、大酒飲みで女にはだらしなくて、、、あ、中村獅童のことじゃぁねぇよ。」
で、爆笑。
他にも時事ネタ的アドリブがあったりと、テンポのいい舞台です!!
ラストは三年後、やっぱり旦那が元の家へ戻っていくのですが、
明確な台詞はなくとも、動きではっきりと家へ帰ることがわかる終わりが、きっぱりとしていて良かったです!
終演後は、久々の銀座を少しぶらぶらして、日比谷の鹿児島黒豚のお店へ。
しゃぶしゃぶしたお肉を刻み生姜とめんつゆで食べる、、、というのが、もう最高に美味しかったです!!
食べ過ぎたので、東京駅まで歩いて途中のバーでひと休み。
良い1日でした♪