サマービューティ便り

劇団Nadianneの主宰・役者の北島夏美のブログです。 お芝居のこと、日常のことを書いています。 劇団HPにもぜひ遊びにいらして下さい。

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『黒豹のごとく/Dear DIAMOND』を観てきた!

すみませーん、置き去りブログです(^-^;
観劇してから一月たってしまいました。
きりがないので、ここらでアップします!

星組公演、
『黒豹のごとく/Dear DIAMOND 』
を観てきました!


れおんくんと、ねねちゃんのサヨナラ公演ということで、大変なチケット難の中、チケットを譲って下さった方に大感謝!の公演でした!!

以下、感想はネタバレありです!

いやー
お芝居、ショーともに楽しかったです!
お芝居は、えっと、
何回も観たら、辛いかもしれないけども!(ストーリーが。)


まず、お芝居『黒豹のごとく』は
会話劇っぽいのかな、と思っていたら、結構ミュージカルでした!
謝先生は場面の繋ぎが本当にお上手でほれぼれします。


まずは、過去の物語から紹介ということで、海賊に扮した一同が登場。
あずが、さっそく最高にかっこよくて、海賊のシーンありがとうございます!!
ここの、みのりちゃんが、ショートの鬘でめちゃめちゃかわいい。

物語は
不本意にも別れることになった昔の恋人との再会、そして再熱(ちえねね)、
第二次世界大戦前のヨーロッパの戦争準備の時代に乗っかっていこうとする動き(ちえゆず)
の流れに
幸せなカップル(真風くんと綺咲ちゃん)
敵側についている?と怪しまれる同期の軍人(まさこさん)
オトボケかわいい軍人三人組(あず、てんてん、礼くん)
強いものに着いてっちゃうよ?の軍人さん(十碧くん)
が絡んでいる物語。

そして、
アルヴィラ(妃海)。
最高。
アルヴィラ最高。
ものすごく分かりやすいキャラクターな上に、
出てきてほしいなー、と思う時は必ず出てきてくれる!!(笑)
どん底の生活を公爵(ゆずる)に救ってもらった→公爵から捨てられたら元の生活に戻る、耐えられない→公爵は私のもの!
という思想の元、

公爵がカテリーナ(ねねちゃん)を無理矢理モノにしようとする!シーンで
私「(あーアルヴィラ出てきて邪魔してくれないかな)」

アルヴィラ登場

私「(キターーーー!)」


公爵、アントニオ(れおんくん)を撃とうとする。

私「(アルヴィラ出てきてー!)」

パーン(銃声)

アルヴィラ登場

私「(やっぱりやってくれた!!)」

なんか、気持ち良かったです(笑)
風ちゃん美人さんだし、これからますます楽しみ!!

ラストに悪役が呆気なく死ぬという展開は結構好きなのですが、
公爵は勝手な奴だけど、殺されるほどのことはしてないのでは。。。と、思っちゃいましたけど。(と、どうしても『アルジェの男』を思い出してしまって。)

その公爵がほんと小者な悪者で面白かった!
あずが「大物の風格がありますね。。」って言う所があるんですが
「どこが?!」って突っ込みたくなる、自分勝手な奴でした。

アントニオはどうやら自分の生き方に悩んでいるみたいだったけど、自分の海を行くしかない!みたいは歌で解決してました。
あれは、何きっかけで解決したのだろう?
れおんくんは、何してても、本当にかっこよくて、軍服+コートは特に最高でした!

そして、真風&綺咲カップルって、ほんとかわいい!

ねねちゃんがめくるめく色々な衣装で出てきてくれて、どれもほんとにお似合いで美しかったー!
公爵のとこに行くときに、めちゃめちゃ可愛い衣装でドキドキしました。
ちなみに、旦那さん毒殺?!の話は最後までよくわからなかったなぁ。。。(汗)

まさこさんが、役の上でも同期の役で、らおんくんが「大切な我が同期」みたいな台詞を何回も言っていました。
まさこさんの役は公爵側に着いたとみせかけて、じつはスパイしてただけ、といういいキャラ。
最後にまさかの銃でもナイフでもなく
「ロープ」でパーンと敵を叩くというすごい応戦方法でたまげました。
つ、強え!

あと、
「どうだ、参ったか!」
「こーいつぅー」
「黒豹の触角(触覚?)ですか…」
って言う、台詞にはひっかかりました。
(触角かと思ったので、嗅覚じゃなくて?!と思ってしまって。)


全体的にリアルめな演技のつくりの人と、宝塚的な人が居た気がするのですが、
柴田先生の脚本だと、宝塚的が正解なのかしら??

しかし、役にたってない三人組(あず、てんてん、礼くん)が可愛かったなー
一シーンだけ、れおんくんがあずだけを連れているシーンがあって、「あずを選んでくれてありがとう」ってもう、幸せでした♪(笑)
十碧くんは目立つ小悪党で良かったですね。

英真さん最高。。。しぐさはナチュラル、でもキャラは立っているっていう。。。素晴らしいの一言。

真彩ちゃんは歌で目立ってましたねー!
あんなにお上手とはっ!!
他にも色々な方に役があって、楽しかったです!
れんれんも、眼鏡の変な紳士がかわいかった♪
客席で「この作品は一回観ただけじゃ話わからないらしいわよー」と話している人がいたのですが、それはちょっとわかるかも。
アントニオの悩みとか、
なぜカテリーナが恋人のアントニオではなく、別の人に嫁がなくてはならなくなったか、という説明がいつの間にか始まっていて、よーく聞いていないとわからないかも。


ラストの「じゃ、言ってくる」はひきょうー(涙)泣いちゃうでしょ。
見送るねねちゃんも涙目でした。
(この前のアントニオとカテリーナのやりとりは、ちょっとドキッとする大人な会話です。)



お芝居を満喫したあとは
これでもか!!な、展開のショー。

オープニングは明かりがつくと銀橋で座るれおん君が。。。
ここで一気にキャーーー!ですよ。
ダンスからの現代的な主題歌のオープニングで楽しかったです!
ショーで、少人数口で踊るシーンで
ゆずる、真風くん、十碧くん、麻央ちゃん、礼くん、が入っている感じで
世代交代を感じました。。。
十碧くんと麻央ちゃんは背が高くて二人で並んでいると、バランスいいです!

星組さんのショーは、パワフルでとっても楽しいです!!

ドアボーイの格好をしたれおん君を観ただけで、ちょっと泣けました。
これを持ってくるって、もうー(涙)
ここのクラブでおおはしゃぎ、なシーンは、楽しかったです♪

中づめのスタート、始めは礼くんと風ちゃんの銀橋渡りからなのですが、礼くんが歌い始めるとマイクトラブル!マイクが入っていないのです。
地声でも美しく通る礼くんの歌声。。。彼女の歌の上手さは別格ですね!!
とにかく声が良い!!

次から次へと出てくるスターさんたちに感激していると、
ふと、客席で後ろを向く人々が。
何事かと振り向くと
なんと!!!
二階席にれおんくん登場!!!

キィヤアアア!!!
って感じでした!!!

二階席にまで、来るこのトップさんって。。。
れおんくんって。。。
すごすぎでしょ!!!

みんなとハイタッチして、下手と上手の通路を往復してくれました。

れおんくんすごすぎ、
すばらしすぎです。


男役さんがダルマでれおんくんに絡むシーンでは、
美しくて、素晴らしいプロポーションの鶴美さま!!
そして私が大好きなあずの女装がっっ!!
めっちゃきれいでした。このシーンの写真ほしいー!!
(どんだけ壱城あずさ好きブログなんだよ。。。)

そんな風に夢中でして、
カップルのダンスでは、娘役側に礼くんが選ばれていて、活躍はんぱない!と思ったり、圧倒されているうちに、
お神輿に乗ったれおん君を囲む星組生という、ちょっと面白いシーンがありました(ごめんなさい)。
本当に、サヨナラショーみたい!!
ここまででもお腹いっぱいなのに、黒燕尾もデュエットダンスもソロもちゃんとあって、ほとんど出ずっぱりのれおん君が本当にすごい!と思いました。

れおん君とねねちゃんのキラキラを
めいっぱい目と心に焼き付けました。
ちえねねの星組、とっても楽しかったなぁ

ありがとう、れおん君、ねねちゃん!!!