サマービューティ便り

劇団Nadianneの主宰・役者の北島夏美のブログです。 お芝居のこと、日常のことを書いています。 劇団HPにもぜひ遊びにいらして下さい。

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春のプラハ、夢のウィーン(9)


5月13日。
この日は、ネットで1日ツアーを申し込んであったので、
出かけます。
ホテルの朝ごはん。


この日の目的地は
ザルツブルク
サウンドオブミュージックの舞台、オーストリアでのもう一つの憧れの地、です!
車がないと回りにくいので、ツアーにしました。

現地集合なので、駅のスーパーで買い物して、電車に乗り込みます。
出発はウィーン中央駅。


8時半発で11時前くらいに、
ザルツブルク中央駅に到着!

人が多いです。

駅の外で迎えに来て下った方(ツアー会社の社長さん、日本人でした)が
とても面白い、というか出会ってすぐから怒涛のお話で、
驚きました。

まず、ホームで人が多かったのは、ザルツブルクはドイツに近いので、ドイツに行く人のパスポートをチェックしている、難民が多いから、とか、
日本の憲法では、もしここで扮装が起きても、誰も助けに来てくれませんよ!とか
しょっぱなから衝撃のお話というか、
リアルに、海外に住んでいる方の現在の話を聴けて、興味深かったです。

通常なら20人以上になるツアーも、
GW直後ということで、市内は私たちともう一人の方、
その後は私たちだけのツアーになるということで、プライベートツアーの様になりました!
ありがたい!
社長さん「赤字ですよ!」
って(爆笑)

さっそくお昼でかわいいお店へ。
Imlauerというホテルのレストランです。


ビールは蔵出し、濁っている出来立てのビールです!

おいしいのです〜でも、まだ不純物が沈殿していないから酔いやすいそうです。

その後は、ガイドの方、ほかの参加者の方1名と一緒に
市内観光です。

ミラベル庭園。

映画『サウンドオブミュージック』の「ドレミの歌」で出てくるお庭です。
ドレミの歌のシーンは、ザルツブルクの名所を巡りまわっているらしく、1曲の間でものすごい距離を移動しているらしいです(笑)

庭園、素敵です。

遠くに見えているのはホーエンザルツブルク城です。(すてき)


えー、残念ながら、生憎の雨です。

カラヤンの生家。
カラヤン像があります。


川の向こうには旧市街が。


雨でいい色ではないですが、ザルツアッハ川です。


看板がならぶここは今で言う商店街?
昔は識字率が低く、看板の絵や形で、どんなお店かを表していたそうです。
お店が現代のものに変わっても、こういった看板を使っているとか。

ZARA,だしね!)

階層によって窓が違うのは建て増ししたのと、上の方の窓のデザインは手を抜いているのだそうです。(笑)







ここは(このあたりは?)確か大学だったと思います。

オーストリアは大学は無料なんですって。(!!)
でも、大学進学率は高くないとか。
大学にいくより、早く働いて、早く年金を払い始めて、早くリタイアすると・・・。
「良い大学に行かないと良い就職が出来ない」のイメージに縛られる日本とは全然違って、
驚きました!
確かに、以前ロシア人と話していた時に
20代前半の人が「もうこんな歳だし・・・」と言っていて
え??となったのですが、
日本より平均寿命が短いため、日本人とは一生を考える感覚が違うと感じました。
ザルツブルクでもそれを思い出したのでした。


ここはザルツブルク音楽祭が開かれる、大劇場です。

世界中のセレブたちが集まるらしいですよ(笑)
劇場の周りには高級車、ホテルは全部埋まっているそうです!

大聖堂。


レジデンツ広場。


街中がかわいくて、ついつい写真を撮ってしまいます。


モーツアルトの生家。


モーツアルトゆかりのものがたくさん展示されていました!
(中は撮影禁止)
モーツアルトの書簡があったのですが、
のだめカンタービレで、千秋がのだめに読んであげてたな〜」と思い出していたら、
ツアー一緒のからがそれをつぶやいていて、二人で盛り上がりました!
私のクラシックへの造詣の無ささ〜〜

楽しい市内観光が終わり、ツアーのほかの方とも別れて、
ガイドさんと一緒に移動です。

つづく(まだあるよ!)