先日、神奈川県青少年センターにて『たまゆら、の』を観てきました!
どういう話か全く把握せずに行ったのですが、
とっても面白かったです!
場面が進むうちに、舞台がNPO法人が運営する、想定外の妊娠から、出産までをサポートする施設であること、
そこに居る少女たち、職員の背景や今も見えてきて、周りの人達も、ああ、居そうだなぁ.....と感じる、現代の物語でした。
「居そう」「ありそう」なんだけど、辛いですね。
望まぬ妊娠も、対比で描かれる堕胎せざるをえなかった人も、望んでも授からない夫婦も。
リアルだし、役者さん達がとてもリアルに演じているから余計に、現実のこととして迫ってきて悲しくなったりしました。
途中途中で笑わせて貰えるので、観ているのは辛くなかったですが!
妖精の様な二人組が出てくるのですが、途中で主人公が産めなかった双子というのに気づいた時に、ずっと見守ってるんだなという、主人公への救いがあって良かったです。
こうであると、いいね、という希望ですが。
そして、走り抜けてゴールテープを切るという斬新な出産シーン!
あれは衝撃でした。
見たことないけれど、でも、とても伝わる。ここはぐっときました。
主人公はずっとかなりしつこく鬱陶しい男性(笑)に好かれているのですが、がむしゃらな彼に、最後に肩の力がふっと抜けて、まあ受け入れてもいいかな、となるところが良かったです。
さまざまな年齢の男女が居て、作品を成立させている事が本当にすごいです。
あとちゃんと最後に答えをくれる(ご想像にお任せ!ではない)作者の方が優しいなあと思いました。
公演案内を下さった野比さん、本当にありがとうございました!!!
一人で観劇することが多いのですが、こんかいは舘石ちーちゃん、MOTOさんと観劇したので、感想を言い合えたのがとっても楽しかった!
普段は一人でモヤモヤしながら帰ったりツイッターしたりしてるので(笑)
野毛でカンパーイ!
ちーちゃんと
焼き鳥〜
MOTOさんに野毛を案内出来たのも良かったです(笑)