サマービューティ便り

劇団Nadianneの主宰・役者の北島夏美のブログです。 お芝居のこと、日常のことを書いています。 劇団HPにもぜひ遊びにいらして下さい。

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宝塚歌劇月組『WELCOME TO TAKARAZUKA/ピガール狂騒曲』大劇場公演千秋楽ライブビューイングと実際に観劇しての感想!その1

いや~、大好きな、大好きな月組の!!
ライブビューイングと久々の生の宝塚の舞台を!!観てきました。

映画館でのライブビューイング、そして東京開幕後の、観劇…2階席1列目ほぼセンター!という良すぎる席で観劇させて頂きました。
※置き去りブログです

 

有楽町駅で降りて、東京宝塚劇場に向かう道すがら、キャトルレーヴの袋を持っている人とたくさんすれ違って…「ああ、宝塚を観られるんだな」とじーんと来てしまいました。

ロビーにはクリスマスツリーが。
月組公演なので、ツリーのてっぺんが月なのがいいですね♪

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WELCOME TO TAKARAZUKA

前ものの、日本物レビュー。
日本物レビューのプロローグは華やかでいいですね~!宝塚って感じ!
チョンパで幕開きするのが、すごくおめでたい~宝塚だわ~~


まずね…
姫が居たよね、姫が。
もう美園さくらちゃん、姫でした!
日本物も本当に似合う…。
そして横を見ると綺麗なありちゃんが。
ちなつさんの駄々洩れすぎている色気が!
眼福。
覚えやすい主題歌でいいですね。
オリンピックを見越して、海外の方にも楽しんで頂けるように制作したというのが良くわかる…海外の方に見て貰いたかった!!(誰目線)

観劇した時に真ん中以外もじっくり見て気づきましたが、るうさんの渋いお姿もとっても素敵でした。

プロローグの後は、大劇場は初舞台生口上。
初々しくかわいい初舞台生たちをほほえましく見守っていたら、なぜか銀橋渡りでウルっとしてしまいました。
これまで大変だったんだろうな…秋の初舞台になってしまって、待っている間辛かったろうな…がんばったね…みたいな…誰の立場…。
東京で生で観劇した時は、月城かなとさん一人のシーンにさし変わっていたのですが、
れいこさんの美しいこと美しいこと…でもなんだか演出のシーンの造り方は手抜きでは?!と思ってしまいました…(偉そうだけど・汗。造りがシンプルすぎて、つい汗)美しいれいこさんを眺められるからいいけどさ…。

 

次の松本悠里様のシーンは、盆に鳥居が載っているというちょっと珍しい装置。
そしてこの盆回りはせり上がりするはず…という予想に違わず登場されるミエコ先生。
なんてかわいいのだろう…。
もちろん美しい、たおやかな仕草が本当に私が言うまでもなく素晴らしいのですが、この永遠にかわいらしくて目が離せないです。指先まで何か語るような…
場面全体も美しく見ごたえありましたが、かつての恋人(かな?)の幻想を見て、鳥居から覗いたり、「ぷん!」とする仕草とか、とにかくかわいくて愛しい女性だったなと思います。
あと、とっても失礼な話なのですが、日舞は「何歳になっても出来る」って、日舞の先生がおしゃっていたんですよね。(以前ちょっとだけ日舞習ってました、ほんのちょっとだけ…)
その言葉をふと思いだして。
この方にはずっと舞っていてほしいななんて思ってしまったのでした。
あと、幻想の男?として1人目に出てきたからんちゃんにときめきました。
からんちゃんもかわいすぎるよぉ~~!!

お次の「月」のシーンは、ちょっと不思議な始まり方だなと思いました。
黒一色の世界に、黒い着物を出演者たち。
真ん中の人たち以外は、かつぎの様な被り物をしていて、出演者というより影のような雰囲気。
真ん中にはさくらちゃん。
月の女神かな?
くらい素敵!と思っていたら
月の王がキター!!!
たまきちの貫禄というか…あれですよね彼(彼じゃない)は王子より「王」って感じなんですよね。
周りは王と女神と敬う人々みたいな…
ちなつさんはここでも色気の蛇口閉めたほうがいいよ?っていうくらい、色気が…!色気がすごすぎて!(何を言っているの?)
美しすぎて目を離せませんでした。

次のれいこさん中心のシーンは、れいこさんも(これしか言ってないけど)これまた美しくて…
シーンとしてはね、ナルシストな若衆が鏡に映る自分に魅せられて…みたいなお話?になっているようですが、鏡の相手役のおだちんは男前だったな~
お二人の持ち味は違うと思うのですが、なんだか似合うお二人ですよね。
腰が据わっている感じがするからかしら。

 

あっという間のフィナーレでした。
途中、全員下手花道にハケるので「あれ?終わっちゃう?」と思ったらせり上がりでミエコ先生登場!かっこいい~~!!
周りは組子たち。
この演出はいい!そして先ほどのかわいらしいお姿ではない、かっこよく美しいミエコ先生!とっても素敵なフィナーレでした。

最後に、またさくらちゃんの話ですが、
日舞って、あまり表情を作らないで踊りますよね。
なんですけど、さくらちゃんは舞う喜びが(舞台に立つ喜び?)溢れた表情をしているんですよね~。本当に、本当に観ていて幸せになれるんです!!
やっぱり姫でした。みんなに笑顔で幸せを振りまく姫でした。

長くなったので、お芝居の感想はまた別記事で書きます。

 

つづく