こんにちは！
置き去りブログです！
（もう宣言しておけば、何を書いてもいいと思っているのか！）
先週、宝塚月組全国ツアー公演を観てきました〜
横浜公演！
きりやん主演の、最初で最後の全ツ訪問地に横浜が入っているこの幸運！
感謝・・・感謝です。
以下、つたないですが感想です〜
お芝居
『我が愛は山の彼方に』
高句麗の武将・秀民と女真軍の武将・チャムガ、として万姫の三角関係のお話。
そう言えば、私・・・以前に観た月組の全ツは『サラン・愛』だったぞ・・・
2002年の話ですが。
宝塚作品の中でも極めて少ないと思われる朝鮮半島モノが、
たまたま二作月組の全ツに当たるって珍しいですね〜。
『我が愛〜』は以前ノルさん（稔幸さん）主演版をビデオを借りて観ました。
10年くらい前なのでほとんど記憶がなかったのですが
それでも「あれ？記憶にあるシーンがない・・・」と思うことしばしば。
どうやら結構、改変されていた様です。
そのせいか、全てのシーンが結果のシーンになっていた様な印象です。
万姫が捕らわれる前→次に万姫が出てくるのは、捕らわれて、チャムガの屋敷で暮らしている場面、
といった感じ。
捕らわれた所、捕らわれた先で初めてチャムガに会ってときめき・・・とかそういった場面は一切なくて、
全部説明で済ませてしまう・・・うーん、想像を膨らませながら見るしかない！
台詞はほとんど、主役3人と侍女、武将達の部下2人、が話す感じですね。
他の人たちの台詞はちょびっと。
素敵な若手達はみんな「その他兵士」みたいな役で残念でした。
でも、きりやん（霧矢大夢）のかっこよさ（武将〜似合う〜まじめで強そう〜〜！）、
龍君（龍真咲）の美しさ（とにかく輝くばかりの美しさ!!!）、
まりもちゃん（蒼乃夕妃）のかわいさ（チョゴリ似合う〜）、
は観ていて楽しかったです。
万姫は、二人の男性の間で揺れ動くダンスナンバーがあって、「万姫が主役？」と思うほどでした。
そういう視点で作ったら面白そう〜
でも・・・「二人とも好き」って、ヒロインとして難しいですよね。
ヒロインの「素敵な男性二人に好かれて、うれしい〜でもどうしたらいいの私！」という部分に、
女性は感情移入してときめくでしょ？という作品なのかなぁ。
秀民とチャムガがまったく違うタイプの男性として描かれていたら・・・もっとわかりやすい気もするのですが。
でも！
あんな美しいチャムガ（なのに、モテないキャラ！笑）が近くに居たら、好きになっちゃうよね〜
という説得力を持たせてくれる龍君の美貌はすごい！と思いました。
あと、まりもちゃんが、ちゃんと恋するかわいらしい女性、を見せてくれる演技で救われた気がします。
もりえちゃん（青樹泉）＆すーちゃん（憧花ゆりの）コンビもかわいかった♪
横浜ネタ「〜じゃん」を使った台詞を取り入れてくれていました。
すーちゃんは登場シーンのみつあみが可愛くて好き。
もりえちゃんは台詞にほぼ必ず「この玄喜、〜〜だ」という言葉で始まっていて・・・すごく違和感。
（もりえちゃん自体はとってもかっこいいい！）
秀民様は、将軍に対して作戦をとうとうと語る所が、聞いていて面白かったです。
最後に秀民様の取った行動って、チャムガの想いを無駄にしてるじゃないか・・・とも思いつつ、
「好きなればこそ、好きなればこそ、お前に愛を選ばせたのだ。」
の叫びは、名台詞だな〜と思ってしまうのでした。
最後はきりやんが一人舞台に残っての熱演で、
引き込まれました！
最後のきりやんの絶唱を聞くためにここまで観てきて良かった〜！と思えるお芝居。
さち花ちゃんのカゲソロも美しかったです。
（ひそかにツボなのが、玄喜が言った「自刃する前に秀民様のことを思い出してほしい」という台詞がまったく万姫には効いていなくて、玄喜がかわいそう！という所。笑）
ショー
『Dance Romanesc』
大劇場公演から引き続きの作品ですが、
やー！やっぱりこのショー好きですっ！
作品自体は大傑作ではないと思いますが、出演者の熱演がすばらしいショーにしてくれている、と思います！
すっかり曲に耳が慣れたせいもありますが、
人数が減っていても、しっかり楽しかったです！
☆プロローグ
ほぼ変更なしですが、盆回りなしで、きりやんはセンターに登場。
みりおちゃん（明日海りお）の部分はもりえちゃんが入っていました。
客席降りでは上手側にこしりゅうさん（越乃リュウ）、下手側にとし君（宇月颯）が来て、
どっちを見ていいのやら〜
とし君に手を振ったら、振り返してくれました！
きゃー！（ファンの妄想〜〜）
☆きりやんのソロ
プロローグ終わりのきりやんのソロ「今このひととき」、明るくて好きです。
退団発表後なので・・・ちょっと歌詞にジーンと来てしまいました。
☆ロマネスクの語り部
綾月せりちゃんと、白雪さち花ちゃんの二人になっていました。
（衣装は、一色さんとこころちゃんの方のもの。）
ノートルダムの前には、ノートルダムの衣装のまま語り部してました。
☆タリスマン
よくわかんないな〜といつも思っていたシーンですが、楽しかったｖ
ミリー役が妃咲みゆちゃんから、叶羽時ちゃんに変更。
東宝では、バックダンサー達を見て楽しんでいたのですが、
今回は後ろセンターにからんちゃん（千南華蘭）が！
かわいいからんちゃんが、キザッて踊っているのがたまりません〜
もりえちゃんの手下（？）の二人は、
みっしょん（美翔かずき）とユウキくん（煌月爽矢）でした。
二人とも長身でかっこいい。
みっしょんの悪っぷりが似合いすぎて好きです！
金髪で盛ってるオールバックにしている、最近のあのワイルドな髪型が好き（笑）。
ラストがかわいいカップルの歌で終わるのがほんわか☆
☆ノートルダム ド パリ
花道がないため、カジモトは客席下手から登場。
ステージに上がる階段にちょこんと座って歌うカジモドが、
かわいすぎます！
メロディも切ないので、キュンとなります。。。
こういう役になりきるきりやんを観ていると
男役というより「役者だなあ・・・」といつも思います。役者魂。
マギーさん（星条海斗）が演じていた隊長はこしりゅうさん。
組長、怖くてかっこいい！
マギーさんは「エスメラルダを本気で好き」という設定で、
こしりゅうさんは「ちょっかいを出してる程度」とのこと。（スカイステージより）
違いが面白いです。
「やめろ」「か〜えせ〜」等、カジモドの声が東宝よりはっきり聞えました。
カジモドは死後、落下せず、舞台奥に倒れて、幕が降り、羽を背負って佇んで終わり、でした。
エスメラルダがカジモドを想って一人で踊るシーンは、いつもぐっと来てしまいます。。。
彼女を後ろから抱きとめるのはみっしょん。
きゅん（笑）
☆月下美男
これは！！！観ないと！（笑）な、シーン。
前回の月色男子はアイドルで、
こちらはちょっと大人め？な雰囲気。
龍くんらしいシーンになっていて、
みんなかっこよくて見ていてとっても楽しかったです！
でもやっぱり、からんちゃんがかわいい〜〜！
そしてやっぱりここでもとし君がかっこいい〜〜！
☆中詰め
きりやんが歌う「どんな時も心の奥に、一つの大きな〜〜〜〜さあ、今飛び立とう あの星目指して〜ああ〜」の歌、とっても好き。
中詰めで好きなところは、まりもちゃんの黒スカートのダンス。
スカート裁きがすばらしくて、見入ってしまいます。
もりえちゃんのスタイルの良さも際立ってかっこいい。
隼海せい君（漢字が出ません！）がひそかにいい位置で踊っています。
そしてロケット前の歌、前回はみりおちゃんだった所、とし君でした！
きゃ〜！全ツならではの楽しみです。
ロケットのトリオでのセンターダンスは、紗那ゆずはちゃんでした。
身軽っ！ダンサーですね〜！
中詰めのラストまで龍くんが出ていたので、
あれ・・・もしや・・・もしや！と思っていたら・・・
☆カモメ（SKY DANCE)
はじめのソロ！とし君でした！！一人で大興奮！笑
龍くんの広い音域を生かすために作られたという難しい歌を、きれいな声で歌ってらっしゃいました！
とし君の歌声もダンスも好きなので、これからもっと活躍して貰いたいな〜と思います。
って、私、どんだけとし君好きなの？笑
はまりつつありますね〜
カモメのシーンは、上からの紗幕がないなど、装置があっさりしていましたが、
それでも十分見ごたえがありました。
あれだけ踊った後に、きりやんとまりもちゃんが、みんなのセンターで激しいジャンプのあるダンスを二人で踊られるのに
いつも感動してしまいます！リフトまであるし！
あそこの二人のダンス、大好きです！
すごすぎる・・・
あの躍動感！美しさ！二人の息の合いっぷり！
あ、ちなみに、東宝公演ではカモメのシーンでまんちゃん（貴千碧）と咲希あかねちゃんがくるくると回っていた部分、
とってもかっこいいので、毎回オペラグラスで見ていたのですが、
全ツではこちらもとし君が一人でやっていました。
とし君、大活躍。
☆フィナーレ
流れは変更なしで、デュエットダンスが新しくなっていました。
激しいダンスではないですが、美しく、幻想的でした。
黒燕尾の男役群舞は、もう、いつもどこを見ていいかわからない。
目が足りません。
ゆずは横浜出身なので、横浜で「虹」をきりやんが歌ってくれた事にも感動してしまいました。
ありがとう！と。
☆パレード
りっちー（彩星りおん）がエトワールで、
ユウキ君が花陽みらちゃんとセンター降り、
とし君は一人降り！でした。
初めてなんじゃないかな？！
全ツだけど、おめでとうございます！
花陽みらちゃんの活躍はもっと見たかったです。
きりやんのご挨拶は・・・普通だったと思います。
でも、少しでも長くきりやんを観ていよう！と思って
見ることに集中しすぎました・・・汗
☆おまけ☆
翌日公演を観劇した友人からの情報！
・もりえちゃん、水汲みのシーンで、台詞を噛み、客席から笑いが起きてました。
「いや、ここからなんだよ」と再開、台詞をいくつか飛ばしたせいでまた笑いが起きたのち、
すーちゃんがはける際「玄喜さん台詞はちゃんといわないとだめですよ〜」
もりえちゃんはけつつ「すみませんでした〜っ」 と。
会場、ウケてたそうです！
・あと、ショーでは、客席降りで、ユウキくんがお客さんの顎をくいっ、としていたとか・・・
やるな・・・（笑）
ユウキくんのかっこつけキャラ、好きです！
・フィナーレで龍君が作詞してしまったらしい（笑）
友人の突っ込み「マミさんみたい・・・」笑
・カーテンコール
きりやん「え〜明日は越乃組長の新潟に参ります」
組長「え″えぇΣ(゜□゜;)」
・2回目のカーテンコール
きりやん「旅の無事を祈っててください。それでは、おさらば！」
と、仰ったそうです。
おさらばって(笑)
かなり長くなってしまいました・・・！
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
