サマービューティ便り

劇団Nadianneの主宰・役者の北島夏美のブログです。 お芝居のこと、日常のことを書いています。 劇団HPにもぜひ遊びにいらして下さい。

劇団HP https://nadianne.com/

2014、歌の発表会!


12月23日は、歌の発表会でした!

クリスマスらしい飾り付け♪

ツリーも豪華!


このリボンの飾り、先生の手作りって。。。素敵すぎ!こんなセンスほしい!!


お昼に食べたサンドウィッチ♪

元気をつけて、いざ本番へ!


今回は、まずソロで一曲。

先生にお薦めして頂いた、シューベルトの『セレナーデ』を日本語で唄いました。
大人っぽい衣装の方がいいのでは?と先生に言われたのですが、
持ってない!
探したけれどピンとくるのもなく。。。

家にあったロングスカート

と、迷って先生にも伺って、赤のドレスにしました。


いつもの結婚式にきていくやつー!


ドレス、そんなに持ってるわけではないのですが、毎回、被らない用にしてるのです。
このドレスは一回着たよなーと思っていたら、調べてみると前回発表会で着たのは2008年でした。
おおぅ、このドレス買ったのそんなに前だったのか。。。と違う衝撃が。

もつ一曲は、ロッシーニ『猫の二重唱』を先生の娘さんとデュエット!


えー、そうです、猫です。
猫耳は先生が用意して下さいました!
歌詞が「ミャー」しかない歌で、私たちは泥棒猫の設定でやりました。
手にしているのは、お宝の魚。

私が作った1つ目のお魚。


先生と娘さんが作った、2つ目の魚。

クオリティの差!(苦笑)

猫。。。です。




うう、すみません。。。!!
精一杯やりました!


普段のお稽古の部屋と
発表会のステージでは、違和感を感じることがあります、なにか違うなって。

私たちの歌の前は、ピアノを習っている生徒さんたちの発表なのですが、
二人、いつもとは1オクターブ下で弾き始めた子たちがいました。

一人はそのまま引き続けて弾き終わったのですが、一人は途中で演奏を止めてしまって
そのまま弾きも退場もせずに、ピアノの前に座っていました。
20分くらい、先生や保護者の方が弾くのか席を立つのか、優しく考えるように促されていましたが、結局、退場しました。

私はそれを見ていて
先生の大変さや、
自分に置き換えたら、歌詞か台詞を忘れてどうにもならない状況だ!と思い、同情の気持ちでいっぱいでした。

その後、他の子たちのプログラムは続いたのですが、
休憩中にその子は持ち直して、見事、後半に再登場して最後まで弾き直したんです!

これには。。。!!

あたし、感動で涙ぐみましたよ。
仕方ないよ、もう、泣いちゃうよ、おばちゃんだもの!
ここでやらなかったら、もうピアノを続けなかったかもしれない。
これを乗り越えたことは、彼女にとって貴重な経験になったのではないかと思います。

楽しいだけでは達成感は得られない。
一生懸命やるからこそ、苦難を乗り越えるからこそ、得られるものがあるのですね。

大人にとってもいい経験になった、発表会でした。