月曜日に、
Pipperの『The Left Staff』を観てきました。
これは舞台で使われていたボードです。
もう…
もう…
もうっ!
すごかったです!
出来る事ならばこれから4月25日の千秋楽まで、
毎日あの舞台を観たい!
と思うのは
毎日お芝居が変わるであろうからです。
あ、あと客席の通路をすっと通り過ぎたら
フルタアツヤ・ナカイミホご夫妻と
フキイシカズエサンがいらっしゃいました。ビックリシタヨ!
以下ネタバレですので、未見の方でこれから観劇予定の方は読んではダメですよ!
この舞台は2時間15分、ほぼ笑っていられます!
そしてこの舞台のユニークな所は
客席参加型で
私達もキャストの人達も、次がどうなるか予測がつかない事!
私達観客は、舞台上のある「実験」を観察に集まった専門家で
ラボに居る事になっています。
そして、実験の責任者によって内容の案内をされるのですが
途中で何度か
「今後の展開を客席に選ばせる」
のです!
実際は、メインの流れは変わらないのですが、
次のシーンに残す人を客席の拍手の多さや、挙手や起立で決めたり、
客席から一人、舞台に上がってキャストに話し掛ける(=実験の一部)事もあるんです。
キャストの人達は大変でしょうね!
でもその緊張感が客席側にはたまらなく面白いわけです。
ラストはなんと、究極の二択を
客席から突然選ばれた1人と
責任者がジャンケンをして
結末を決めるのです!
観客全員が「ジャンケン」というただの遊びを
固唾を飲んでハラハラしながら見守ります。
そうなの!
緊張する役割が、客席に移ってくるんです。
素晴らしい!
そういったわけで、いくつものパターンとそしてアドリブのため
毎日違う物になるに違いありません!
私はただただびっくりするばかりで
笑うばかりで
呆然としながら
しかしとても幸福な気持ちで
劇場を後にしました。
お芝居、
お笑い、
エンターテイメント、
なんとでも言えるけれど
これはなんだかアトラクションに参加しているみたいでした。
客席みーんなが大好きだ―!って思いながら参加しているアトラクション。
それはとても心地よい時間なのでした。