『オペラ座の怪人』のロイドウェーバー版ではない、
コピット版のミュージカルです。
宝塚では再々演で、幸せな事に、
私は初演から観ています〜
通算公演が300回を越えた記念に
ポストカードを配ってました！
ラッキー♪
か、かっこいい！
はい、ここから長いですよ〜〜
読み飛ばし可能です！
今回は、新生花組のお披露目公演だったわけですが・・・
もう蘭寿さんは出来上がっているわけで！！
かっこいいこと、美しいことこの上ないし
とにかく美声☆
聞きほれる歌声でした。
そして、「ぼく」という一人称が似合いまくりのあの少年性...
ファントムをあんなにかわいいと思ったのは初めてです！！
そういえば蘭とむさんは下級生時代はもちろん、
ワイルドな役をやっても
どこか母性をくすぐる系だった！
(ラモンとアウグスティン！)
キャリエールが素敵なのも言わずもがな・・・
蘭とむさん、そうさん、すずみんの、82期の旬っぷりったらないです。
クリスティーヌかわいかったです！
歌もここぞというところはちゃんと決めていて、すごい！
役代わりのシャンドン伯爵は朝夏まなとくんでした。
似合っていましたが、まなとくんの若かりし頃のキャリエール（役名長っ）、みわっちさん伯爵＆みつるショレが観たかったので
ちょっと残念。
あ、まなとくんもかっこよくて好きですよ！
残念と言えば！伯爵のソロの曲が新曲になっていて、こちらもちょっと残念〜
前の明るい曲の方が好きだったので・・・ま、小さい事ですが。
それから！
もう、目が足りない状態で困りました!!
今回は従者に目がいって・・・
もうかっこいい人そろいで
こまるーー！笑
ファントムも観たいし、
団員の華月由舞ちゃんと望海風斗くんも観たいし、
ファントムを見つめるキャリエールも見たいし、
大変っ！笑
従者の中で一人なんてかっこいい人が！と思ったら真瀬はるかさんでした!
ううー好きです、イマッチさん。素敵。
みつるセルジュの白軍服も素敵でした〜〜！
華月由舞ちゃんは、
花組で一番好きな娘役さんだったんです〜超美人！
『Tuxedo JAZZ』の時に1シーンでヒロインの様な役が付いていて、
その時に発見（笑）してから好きなんです。
今回で退団は残念ですが、しっかり見てきました!!
かわいかった・・・黄色いドレスも白いチュチュも可憐でした。
一花ちゃんカルロッタ、すばらしいと思います！
あんなにかわいい人なのに、ちゃんとおばさまに見える様になっていてすごい！
歌もオーバーアクションも素敵！
さあやちゃんとのコンビもなんかもぴったり〜ｖ
それから、楽屋番をハッチさんがされていたのですが、
クリスティーヌやオペラ座の団員達のお父さんの様で、優しくて素敵でした。
（以下ネタバレ）
クリスティーヌがファントムの素顔を見て逃げてしまうシーンがあり、
その後ファントムがキャリエールに「彼女はぼくを愛してると思ったんだ。」と言います。
その意味が今回初めてわかって（遅い！）、
クリスティーヌに拒絶された後のファントムの苦悩後の笑顔がしっくり来ました。
本当に愛していれば自分の姿を怖がらないはず。
でも恐怖を感じた時点で、クリスティーヌは自分がファントムを愛していない事に気づいてしまった。
そして、ファントムにはそれがわかった。
なんと悲しい…このクリスティーヌを許すファントムの心の広さ！
ラストはクリスティーヌは確かにファントムを愛した様に思うのですが（母性的なものかもしれないけれど）
その終盤のシーンにはずっとシャンドン伯爵が居るので
伯爵は今どんな気持ちでクリスティーヌを見つめてるのかな・・・って思ったりもしました。
ロイドウェーバー版のクリスティーヌは愛しているのはラウルで、ファントムの事はあくまで「お父さん」として慕っている感じがするのですが、
こちらはシャンドン伯爵には入っていけない様な不思議な繋がりが二人にあって…
これを見てしまったら、
自分はこの二人の間の愛を越えられるのか、
と悩んだりしそう。
そんな、さまざまなことを考えさせられました。
そしてファントムの最後にはやっぱりじーんと来ちゃいます。
ほんっとうに、観られて良かったです！！！
長文お付き合い頂いた方、ありがとうございました(おじぎ)。
