『ロミオとジュリエット』
を観劇してきました！
まさかのー
泣いてきましたよ！！！
何度か、ブログで書いていますが
私はもともとロミジュリという作品は好きではないのです。
理由は、ジュリエットが死んだと思って毒をあおるロミオにも、
そのロミオの後を追うジュリエットにも全く感情移入出来なかったからです(うわ、、、冷たい女…)。
戯曲を読んだときも、映画を観た時も、蜷川版の舞台を観たときも、
死ななくてよくない？とか思ってしまっていました。
でも、今回の舞台は本当に良かった！
理由はどれだけその世界に引き込まれるか、かと思います…。
私にとってロミジュリは、現実ではありえない世界で、
宝塚も夢の世界だから
別世界を覗く感覚というか
余計なことを考えずに入り込めたのじゃないかと思います。
あと、原作のロミオがただの浮気者に見えてしまって。(ジュリエットに乗り替えるの早すぎなんだもん)
今回のミュージカルくらい、まっすぐな方がいいと思いました！
長いですが、感想を箇条書きで♪
・とにかく、ジュリエットがかわいすぎる！かわいいのに、ぶりっこではなくて、素直でまっすぐ。恋に盲目。
本当に恋をしてそうな所があって、それで初めて共感出来たんだと思う。。。
ロミオもだけど、この物語におけるジュリエットの重要性を強く感じました。
ちゃぴちゃんの若さ、トップ娘役になりたて、という全ての条件が揃って出来上がったジュリエットかもしれないです。
・「何をしてたんだ？」と問われて「恋人を探してた（※恋人となる人を探していた）」と言うのが納得できるような、まっすぐなロミオさん。
まさおロミオしか観ていないので比べられないけれど、
まさお君がキラキラしていて、もうとにかく主役でロミオだ！と思いました。
・みりおティボルトも良かったー！俺はティボルト♪の歌とかも俺がこんなのはあんたらのせいだ！の歌も、すごくひねくれててやばい奴で良かった！
あと、まさみりは本当に美しくて…大好きな並びです。
・あー様のロミオ母がとっても素敵だった!!
今までに無い低音の歌声を聞かせて下さって、それがとっても美しくて説得力があった。
あー様はいつでもソプラノで永遠の娘役だったけれど、この母、とってもお似合い。すごく素敵だった。
・配役を見た時に一番「どうかな〜」と思っていた愛役のゆうきくん（ほんと失礼）。ゆうきくんはバリバリの男役タイプだし、元気があるので若者チームで観たかったな〜と思っていた。
でも・・・幕開きすぐに登場する愛を見て、すぐその考えを払拭。
もう、素晴らしかったー！美しいし繊細。柔らかくて、すごく素敵だった。劇中、主人公達を見守るまなざしも素敵。「どうかな〜」なんて思ったことを申し訳ないと思ったくらい。ジェンヌさんってすごいな〜・・・。
・乳母の歌に号泣。想いがほとばしる熱唱。
美穂さん、とにかく素晴らしい。。。
・としくん。今回、なんで主要キャストじゃないの？！と憤ってたのですが、ダンスを見ているだけでも満足♪
かっこいい・・・もっととしくんのダンスだけ見ていたいと思いました！歌も聴きたい。
・ピーター・・・あちょうさん！可愛すぎる（笑）前回「お久しぶりです、奥様・・・」とか言ってた「男にしか見えない、一人で悪を体言する役！」と同じ人とは思えない。すごい・・・
スカステで英真さんに対して「あちょうはね〜」と自分のことを話ていたのもかわいすぎる（笑）
・モンタギューチームで踊ってる、みっしょんとちなつちゃんが美しすぎて、クギヅケだった・・・。
みっしょんはちょっとメイク変えた？お若いというか超絶ビジュアル系でした!! あのへんてこズボンが似合うスタイルの良さ！
・キャピュレットチームではダンス切れ切れのまんちゃん、悪みつるくん!!!（※華形ではなく、輝城！）可愛い顔なのに、「どうしたみつる！」と言いたくなる位、悪でした。アルジェダンサー以来の・笑。見ていたくなる・・・。
・ちゅーちゃん、みくちゃん、ゆめちゃんは、可愛いので必ずガン見していたい娘役（笑）
中でもみくちゃんはやっぱり演技派！と思いました。マーキューシオが死んでしまって、始めはみりおティボルトと一緒に、嘆き悲しむ人々を遠巻きに笑いながら見ているんだけれど、次第に怖くなったみたいで怯えた、というか
「これ、本当にまずいかも・・・」
みたいな表情に変わっていて、さすが！と思いました。台詞がなくても伝わる〜！
歌もどれも良いし…
何回も上演されるのが納得の面白いミュージカルでした！
はあー思いっきり浸った〜
