2日目はさっそく、朝から知床五湖へ行ってきました!
すいません〜長いです。
知床五湖は、その名の通り、5つの湖が集まった場所。
原生林の遊歩道を歩きながら、湖を見学するハイキングコース、です。
高架木道、と呼ばれる、橋で出来た道と、地上をそのまま歩く地上遊歩道のコースがあります。
木道は、道の柵の外側に電流が流れていて、
ヒグマが近づけない様になっているので安全で、無料で歩くことが出来ます。
その代わり、木道は1つの湖しか見られません。
地上の遊歩道は有料ですが、5つすべての湖が見られます。
ハイキングの注意と
「ヒグマに会ったら100%助かる、という方法はないので、
出来るだけヒグマに出会わないように気を付ける」
というレクチャーを受けてから、歩くことが出来ます。
え・・・?
「ヒグマが出ると、地上遊歩道は閉鎖になります。
昨年の8月は25日間閉鎖になりました。
また、今年は3日前にヒグマが目撃されました。」
というガイドさんの説明に若干びびりながら、ハイキングスタート!
原生林に囲まれた美しい湖!
緑と清々しい空気と、美しい湖に感動のハイキング、時々緊張、です。
多少のアップダウンはありますが、全体で3キロほど。
歩きやすいです!
三湖♪
前を歩いていた家族が、
クマよけの鈴を持っていた上に、
音で熊に人間が居ることを知らせる合図をしながら歩いてくれたので、
頼もしかったです♪
自然のまま、なんですね。
見えますかね?
真ん中に、シカが泳いでいたんですよー!!
この頃は純粋に美しい景色を楽しんでいました・・・。(←え?)
一湖に到着!!
一湖も美しいです〜
奥に見えるのが高架木道。
一湖まで来たら、もうすぐ木道。
さー、もうゴールだねーという
ここで!!!!
レクチャーの時に案内をしてくれていたガイドさんが
登場。
「ヒグマが目撃されましたので、地上遊歩道を閉鎖しました。」
え?
ええ?
ちょ
ヒグマ出た?!!
一気に走る緊張感!
しかしガイドさんは朗らかに、
「この先でね、ヒグマが目撃されました。今、私は入口から歩いてきたので、
ここが最後尾です。」
え?
「つまり、みなさんは今、閉鎖された遊歩道の中にいます。」
と、軽く笑わせてくるガイドさん。
「せっかくね、ここまで来たので、みなさんで高架木道(安全な場所)まで行きましょう。(ほがらかに)
(たまたま居合わせたネイチャーガイドさんに)最後尾をお願いします。」
お、おおう・・・
「ちょっと私、先に行ってみてきますね。ここでしばらくお待ちください。」
とガイドさんが説明してくれるも、
たまたま中国人観光客の家族が居て、そのまま進もうとしたので
あわわ〜!なんとかしなければ!ととっさに
「ぷ、ぷりーずうぇいと!べ、べあ!!!」
と話しかけてみたのですが、それでガイドさんに伝わったらしく、
彼から英語で説明してくれました。
英語でも「つまり私たちは閉鎖された遊歩道の中にいるんです」のくだりで笑いをとるガイドさん、強ええ・・・!
ヒグマは去ったとのことで、全員で(15人位かな?)高架木道へ移動。
木道へ入った時はほっとしました〜〜
ほっとした一枚!
いやー、まさかこんなことがあるとは!
最後に驚きのハイキングでしたが、
貴重な体験でした。
知床は本当に熊と共存しているんですね。
長くなったので別記事に続きます!