サマービューティ便り

劇団Nadianneの主宰・役者の北島夏美のブログです。 お芝居のこと、日常のことを書いています。 劇団HPにもぜひ遊びにいらして下さい。

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春のプラハ、夢のウィーン(4)

まだプラハの話、続きます!

プラハ城を出て、谷を挟んで向かいにある、王宮庭園へ向かいます。

のどかな道を下って・・・


この上の庭園まで行きます。


お城と庭園の間の谷にて。


庭園からは向かいのお城がまた違った角度から見えます!

少し歩きますが、ここは来て良かった!

口から水が出ている変な噴水・・・。


庭園は広く、整っていました。

つつじが咲いていて、ヨーロッパにもつつじがあるんだな〜と思いました。

何に使われていた建物なのかしら。


春らしくチューリップが。




どこを見ても、美しい、けれどのびのびとした所があるような庭園でした。
ちなみにここにも警備の軍人さんがいました!

橋を渡って、プラハ城側へ戻りました。


ちょうどお城の入り口で、警備の交代式が!

サングラスしているところが、欧米っぽいな〜と思ってしまいました。
(台湾でも交代式を見たのですが、まったく雰囲気が違って、もっと固かったので!)

お城の前でお城を見つめているこの銅像。いったい誰なのか、けっきょくわかりませんでした(言葉が読めなくて・・・)。


余りにも暑くて!そしてお腹もすいていたので、
お昼に向かおうとしていたので、思わず、お城の前の屋台で・・・

ビールとポテトチップス!
冷たいビールにカリッと揚げたてのチップス・・・・!
最高、でしたよ!!!
屋台ではお土産屋さんがあったのですが、遠足で来たと思われる子供たちが
自分のお金で何を買えるかお店の前で商品を見比べていて・・・
京都・清水寺の参道のお土産屋さんに居る修学旅行生を思い出してしまいました。(こんなとこで!)
どこの国でも同じなのね〜なんて。

お城を後にして、お昼へ向かいました。
雰囲気ある階段!

ホテルで私たちを案内してくれた係の方のおすすめのレストランへ向かう途中、
室内楽のコンサートの呼び込みをしていたので、
衝動的にチケットを買ってみました。

まずはランチへ!
路面電車モルダウを渡ります。


路面電車は現代的!


電車と街並みって好きです。


お店はカヴァールナ・スラヴィア。川沿いの人気のお店とのことです。


頼んだのはビーフタルタル!
生肉だよ〜!

旅行会社の方に「旬のホワイトアスパラガスを食べてくるといいですよ!」と言われていたので
ソテーを頼んだのですが、冷製でバルサミコ酢がかかっていて
おいしかったです!
しかし、このビーフタルタルの上に乗っている白い物、実は
ホワイトアスパラのシャーベットで・・・これは微妙でした(笑)
まずい、とは言わないけれど・・・?
ガーリックトーストはおいしかったです。
あ、ここでもビール飲んでますね。。。


お店の向かいが国民劇場になっていて、役者さんたちもたくさん来るそうで、
壁に役者さんたち?と思われる写真がたくさん飾ってありました。


雰囲気もお食事も良かったのですが、
店員さんいはちょっと放置されました・・・
そんなもんなのかな〜?

食事後、またプラハ城近くに戻って、カフェで一休み。

私はカフェラテ。
お店の人が「アイスコーヒーあるよ!」
というので、パートナーさんはアイスコーヒーを注文したのですが、
私は「海外ってアイスコーヒーはないって聞くけどな・・・」
と思っていたら
アイスクリームが乗った、とっても甘いコーヒーが出てきました。
やっぱりね!(笑)

こちらはかつての宮殿の中庭。

LICHITENSTEIN PALACEとのこと。
ここで、これから室内楽のコンサートを聞きます!
観光地なので、あちこちでコンサートをやっていました。

こんな感じの、こじんまりとしたお部屋。


5人編成の弦楽器のアンサンブルでした。
コントラバスのおじさまがかわいい!


16時開演で1時間くらい、観光客の予定を邪魔しない配慮がされている(?)
ほどよい時間でした。
お値段も3000円くらいだったような??

ヴィヴァルディの「四季」、ラヴェルの「ボレロ」など
クラシック初心者にも飽きさせない有名曲を演奏してくれてありがたい〜
外せないのはやっぱりスメタナの「モルダウ(ヴルタヴァ)」。
この地で、モルダウのメロディを生演奏で聴けて、
本当に感動してしまいました!

プラハではずっとお天気が良かったので
モルダウのメロディから浮かぶ悲しげなイメージは連想できませんが、
支配され続けたチェコの悲しい歴史と、当時の人々の心にあったものに
想いを馳せることが出来ました。

旅行会社の方からは「ヨーロッパでコンサートを聴くと、音が違いますよ!空気が違うので!」と
おすすめされていたのですが、
私にはそこまではわからなかったのですが、
澄んだ音を間近に聴くことが出来て、とってもいい時間となりました。

長いですが、プラハ、まだ続きます。

つづく