サマービューティ便り

劇団Nadianneの主宰・役者の北島夏美のブログです。 お芝居のこと、日常のことを書いています。 劇団HPにもぜひ遊びにいらして下さい。

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春のプラハ、夢のウィーン(10)

(忘れたころに、また欧州旅行の更新しますよ!)

ザルツブルクから車で、ザルツカンマーグートへ移動します。

道中、車窓から見えるお家もかわいい〜。


湖が見えてきました!

ここはヴォルフガング湖。

湖そばの街、ザンクト・ギルゲンにはモーツアルトの母の生家であり、
お姉さんのナンネールも住んでいたことがあるというお家があります。
少年モーツアルト銅像も建っています。

(ミュージカル『モーツアルト』の日本初演インパクトが大きすぎて、
ナンネールと言うと高橋由美子嬢の三つ編み姿がすぐ思い出されます…!)

街のお店もかわいい〜


時間がないのに、ガイドさんが勧めてくれたので、言われるがまま岩塩を買ってしまう私たち(笑)
旅はお財布の紐がゆるみます〜

観光船に乗り込んで、湖を渡ります。


もうね、雨なので寒いんですよ正直!
というわけで、暖かいココアを飲みました。

おいしかった♪

湖畔のおうち〜


頑張ってデッキに出てみた。


途中、「サウンドオブミュージック」に出てくる尾根を走る鉄道も見られました!



湖沿いに建っている別荘が素敵・・・


目的の港が見えてきました!


ザンクトヴォルフガングに到着です。


見えますかね?湖沿いの別荘はどこも、お庭から直接湖に降りられるように
梯子がかかっていて。

夏はにぎわうらしいですよ!

下船して、街を散策します。


可愛らしい扉。
昔の方たちのサイズらしく、現代人よりずっと小さかったらしいです。
それでも私にはじゅうぶん・・・。


色とりどりのお家は、それぞれのお家の違いを表しているのだとか。




夏には予約でいっぱいという、湖沿いのホテル。
湖と同じ高さのプールとジャグジーが素敵〜泊まってみたい〜


なにかの......行事の印。
意味を忘れてしまいました(えっ)


民族衣装を売るお店があって、すっごくかわいかった〜欲しいけど買いませんでした。

着ていくとこ、ないしね......
正装なので、これで結婚式に参加してもいいらしいですよ!

街にある教会は、中はとっても豪華な観音扉式の祭壇があります。

中は撮影禁止なのですが、
とても見ごたえがありました。
祭壇が扉方式の様になっている観音扉型?なのですが、
観音扉祭壇の流行が終わった後に、新しくしてしまった所が多く、
綺麗な形で残っているところは少ないらしいです。
その祭壇を見ながらガイドさんが「あれは神、マリア、あれはパウロ」みたいな(?)キリストにまつわる人々や聖人の紹介をしてくれたのが面白かったです!

美しい自然を横目に、車で移動します。


次に着いたのはモントゼー。
ここの教区教会は・・・

サウンドオブミュージック』の結婚式のシーンで使われた教会!!


素敵ー!!色合いがなんかかわいいですね。

立派だし、本当に映画のそのままなので、感動します。


カフェでお茶することにしました。


かわいいカフェです。

名物、アップルシュトルーデル。

コーヒーも飲んでほっこり。
隣の席の小さな男の子がこちらの席をかまってくれて?かわいかったです。



帰りはザルツブルグの駅まで車で。
ガイドさんに、高速を使って送ってもらいました。

今、オーストリアで日本人が就業するのは難しいらしく(その人でなければできない、というお仕事でないと、就労ビザが下りない)例えば、留学しても仕事が決まらなければ、そのまま滞在することはできないそう。
ガイドさんは相当に難しいガイドの試験を受けて、ガイドの仕事をされているそうです。
(バスで教会に連れていかれ、この銅像の聖人について、ガイドとして説明してください、とか、
そういう試験があるらしいです!)

あと、高速道路は料金所が全くなくて、車に貼ったステッカーがパスになっているとか…
電車も改札で定期や切符をかざさなくていいし、いろいろ効率的だな〜と思いました。


電車に乗り、ウィーンへ帰ります。


長々と書いてきましたが、(しかも行ったのは昨年の5月ですよ・・・)あと一回くらいで終わりそうです!

読んでいただいている方、もう少しだけお付き合い下さい。