今日は、がんばった！・笑
さ！
Nadianne公演について、早速振り返ります！
まずは、『GIGI&MIMI〜２人の旅立ち〜』について。
キタジマが作・演出ということで〜
好き放題やらせて頂きました。
★役名について
「ミミ」という役名はもちろん
「高城みつ」の”みつ”の”み”を重ねたもの。
「ジジ」は・・・
「北島夏美」の”きたじま”の”じ”から作った名前なのでした。
いや、普通に”なつみ”からとって「ナナ」でも良かったのですが、
お友達に「ナナちゃん」が居て、超絶かわいい彼女と同じ役名はどうしてもつけられず・苦笑
また、日本か外国か良く分からない世界観にしたかったこと、
『GIGI』というミュージカル映画があること、なども要因でジジにしました。
舘石知英ちゃんの役名「スター・チェリー」は”ちえ”から。
そのまんまですが、本名の「タッチー」は舘石からです。
アニーちゃん（杉山亜以）の役名は「ママ」でしたが、
本名は「杉子」という設定でした。（本編にはまったく出てきません・笑）
ミミのお姉さんの名前「カゲコさん」は・・・
ね、Nadianneを観ている方なら分かってくださるはずです・笑。
★公演名をちりばめる。
今回はNadianneの１０回記念の公演ということで、
劇中歌に、めいっぱい、これまでの公演タイトルを詰め込みました。
結果、歌詞は矛盾していますが、
ぱっと聴いただけでは・・・たぶんわからない様になっております。。。
これまでの公演タイトルで『鋼の雪』だけは、歌詞の中にどうしても入れられなかったので、
ジジとミミが働くお店を『スチールブルームーン』という名前にしました。
（スチールブルー＝鋼色）
お店の名前はみっちゃんに一緒に考えて貰いました。
★衣装
ミミとジジの衣装はかわゆい掃除婦のイメージ・笑。
じっさいかわいかったかは置いておいて、
ちょっとレトロにしてみました。
ジジとミミのエプロンは北島家に眠っていたエプロン。
ピンクにオレンジ、そしてフリル、と私の趣味満載。
元は母が頂いたものだったそうです。
歌のシーンのチャイナ服は
Nadianneでしたことのない服装を、という想いと
私とみっちゃんが持っている衣装で、ということで着てみました。
髪飾りは作りました。楽しかった〜
ちなみに、スター・チェリーのポスター作成も相当楽しかったです！
スター・チェリーとママへの私のこだわりは
スター→サングラス
ママ→編みタイツ
2人ともとっても魅力的でした！
★ストーリー
（ここからは長いので読み飛ばし可能です！）
ただのみっちゃんと私が中心の楽しい２人芝居、に出来ればよかったのですが
（その路線ではあると思いますが）
Nadianne10回公演の記念用、というプレッシャーが（苦笑）
ただの楽しい作品には出来ないぞ、と、テーマを考えるきっかけでした。
もともと考えていた話はもっと、ミミがどうしようもなくお姉さんを恨んでいる話でしたが
暗くなりすぎてしまい、やめました。
そして、今までの作品では割と私の演じる役が
みっちゃん演じる役に助けて貰っていることが多かったので今回は逆にしてみました。
テーマ・・・というか。
こういう話はわざわざ書く必要はないのですが、書いちゃいます。（それがSB便りだ！）
脚本は「これがどうしても書きたい」というシーンがあればこそ、
書き上げられるのではないかと思います。
そこまでがどれだけ苦しくても
このシーンのためにやれる、という物があるかどうか。
私が書く物なんかつたないのは分かっていますが。
今回は
「人は見返りなしで他人に優しくする事が出来るのか」
を考えながら書きました。
ちょうど昨年これについて考えていて、
今回脚本を書くにあたって、この事を書いてみよう、と思いました。
他人に理解されなくても
その人の価値観の中で処理出来るのではないかなって。
そして、ちょうど脚本構想のころ、3月の震災がありました。
お仕事もお休みになったり、早く帰宅したり
時間がとってもあったのに、
なかなか筆は進みませんでした。
作品を作ること、
お芝居をすること、
劇団をしていること、
もっと言うと生きていること、
それぞれの意味を考えさせられる日々でした。
そんな中で
脚本書かなきゃ、どうしよう・・・と考える度に
このテーマがだんだん自分の中でしっくりきて
これは今書こう、と思えて、
なんとか書くことが出来ました。
でも、そんな深刻な話には見えなかったですよね？
稽古期間はすっごく短くて・・・みんなには迷惑を掛けてしまったと思います。
ありがとうございました！
まじめかー！
では、あとから『蠅取り紙』についても書こうと思いまーす！
